電話でね!♪ Hm Hm♪ Linux on the Phone!♪
2007-03-17


禺画像]
禺画像]
タイトルのフレーズで曲が頭に浮かんだあなた!よっぽどのOldies好きで無い限り、結構なお年ですな。

WX321Jを購入した理由の一つに挿入したmicroSDがUSBストレージで使えるので、それにLinuxをインストールして電話から立ち上げたかった事が大きい。

単にこのタイトルを謳いたかったっす。

母艦はThinkpad X40、OSはもちろんGentoo Linux。

まず、X40でSDカードの認識をさせる。X40でのSDカードの認識にはmmc_core、sdhci、mmc_blockが必要。kernelのconfigで
MMC/SD Card support  --->
     <M>  MMC support                                                                                                                                        
     <M>  MMC block device driver                                                            
     <M>  Secure Digital Host Controller Interface support (EXPERIMENTAL)
として上記のモジュールを有効にしてkernelを再構築する。もし、モジュールじゃなくてkernelに組み込みたかったら<M>を<*>にする。さらっとググったところによると、モジュールにするとudevのruleを書いても自動でモジュールを読み込んでくれないらしい。スロットは問題無いけど。で、挿入したSDカードを認識させるには、root権限で以下を実行。
modprobe mmc_block
購入したSDカードはmicroSDカードでSD、miniSD両方のアダプタを持ったpqiの1Gのもの。 まずは、パーティション分割して、WX321Jが使う部分とLinux部分を分ける。電話で使うデータは大した事は無いと思うので、電話:128MB、Linux:残り全部にする。電話からはLinux用のパーティションはどうせ見えないので、Linux用のファイルシステムはext3にする。まずは、SDカードのマウントを解除。
xxxxx# umount /mnt/vfat
次にfdiskでの作業。まずはSDのパーティション情報の確認。
xxxxx # fdisk /dev/mmcblk0

このディスクのシリンダ数は 30480 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
   (例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/mmcblk0: 998 MB, 998768640 bytes
4 heads, 16 sectors/track, 30480 cylinders
Units = シリンダ数 of 64 * 512 = 32768 bytes

  デバイス Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/mmcblk0p1               1       30480      975352    6  FAT16

コマンド (m でヘルプ):
次に現在のパーティションを削除して、結果を確認。
コマンド (m でヘルプ): d
Selected partition 1

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/mmcblk0: 998 MB, 998768640 bytes
4 heads, 16 sectors/track, 30480 cylinders
Units = シリンダ数 of 64 * 512 = 32768 bytes

  デバイス Boot      Start         End      Blocks   Id  System

コマンド (m でヘルプ):
で、新たなパーティション作成。第一パーティションを電話で使う領域、第二パーティションをLinuxにする。第一領域をFAT16にするのを忘れずに。
コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
   e   拡張
   p   基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 1
最初 シリンダ (1-30480, default 1):
Using default value 1
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (1-30480, default 30480): +128M

コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
   e   拡張
   p   基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 2
最初 シリンダ (3908-30480, default 3908):
Using default value 3908
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (3908-30480, default 30480):
Using default value 30480

コマンド (m でヘルプ): t
領域番号 (1-4): 1
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): 6
領域のシステムタイプを 1 から 6 (FAT16) に変更しました

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/mmcblk0: 998 MB, 998768640 bytes
4 heads, 16 sectors/track, 30480 cylinders
Units = シリンダ数 of 64 * 512 = 32768 bytes

  デバイス Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/mmcblk0p1               1        3907      125016    6  FAT16
/dev/mmcblk0p2            3908       30480      850336   83  Linux

コマンド (m でヘルプ):
最後に実際に領域を作成。


続きを読む

[Linux]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット